【タイトル】
・ひぐらしの
なく頃に祭 (ひぐらしのなくころにまつり)
【詳細】
・機種:プレイステーション2
・メーカー:アルケミスト
・発売日:2007.2.22
・ジャンル:サスペンスアドベンチャーノベル
・シナリオ(新シナリオ):宮城季詩子/midi
・キャラクターデザイン:rato
【キャスト】
・前原圭一:保志総一朗 ・竜宮レナ:中原麻衣
・園崎魅音・詩音:雪野五月 ・北条沙都子:かないみか
・古手梨花:田村ゆかり ・羽入:堀江由衣
・大石蔵人:茶風林 ・赤坂衛:小野大輔
・富竹ジロウ:大川透 ・入江京介:関俊彦
・鷹野三四:伊藤美紀 【評価】(澪尽し編)
シナリオ:■■■■□□□□□□ 4
絵 :■■■■■■■■□□ 8
キャラ :■■■■■■■□□□ 7
音楽 :■■■■■□□□□□ 5
総合 :■■■■■□□□□□ 5【感想:まえがき】
「祭」は鬼隠しから皆殺しまでは、絵と音楽が違うのと声が入ってるという以外はほぼ原作と同じで、祭囃し編(まつりばやしへん)の代わりにPS2新シナリオの澪尽し編(みおつくしへん)が入ってます。新シナリオも竜騎士が書いてるのかと思いきや、実は監修してるだけで違う人が書いてます。祭囃子からのコピペも少し混ざってますが。
上記の「評価」は書いてある通り原作と違う最終章の澪尽くし編のみであり、これからもほぼ澪尽しのみのレビューとなります。PS2新シナリオは他にも2つあるけど、オマケみたいなもんだからOK。
今まで目を背けてきた「祭」をプレイしたのも、アニメ2期が始まったのがきっかけです。祭に対してはそれとなく不評を聞いてたのでやろうとは思わなかったけど、ちゃんと色々な感想やレビュー系サイトを見てみると、評価はそこまで悪くない。むしろ2chのスレを見たらほとんどが肯定的意見だったので、それに背中を押されたのが一番大きなきっかけでもありました。
そして、澪尽しをプレイしてみた簡単な感想としては、やっぱり原作をやった人にとっては全然物足りない。これらについては下記ネタバレ感想を参照。ただ、これからのネタバレ感想はむしろ祭囃しまでやった人なら見ても大丈夫かも。基本的に結末は同じです。ちなみに、祭囃しまでやって「祭」を買おうか迷ってる人は、全体的には声も入ってるし買って損はないと思います。
そして、「祭」だけしかやったことない人は、絶対祭囃しをやるべき。なぜか澪尽くしに入らなかった重要なことや原作にしかない物凄く熱い展開と感動があります。
<<ここからネタバレ注意>>
- 【澪尽し編の良い所】
- ・声が入ってる
- むしろこれがあるから祭を買ったようなもの。原作と同じシナリオ(皆殺しまで)は長いからセリフは削られるかなと思いきや、家庭用には出来ないような言葉が代えられたり削られてるだけでほぼ完全移植だったのに驚いた。やっぱり声が入ると全然違う。
- ・絵が万人受けする絵になってる
- 簡単に言えば上手くなってる。ただ、これは良い所に入れたけど、俺は原作の絵も好きだったし、むしろ原作よりプロが描いたPS2版の立ち絵の表情の方がバラエティーが乏しいってどうよ。立ち絵以外のイベントシーンみたいなのがあるのはかなりいい。
- ・魅音と圭一 (魅音
空気嫁ネタ)
- ぶっちゃけ澪尽しでこのネタが一番よかったw。原作では何かと魅音が冷遇されてたから、それが報われたのが嬉しい。魅音のツンデレぶりに萌える。派生ネタとして梨花などとの浮気ネタもよかった。
- ・色々と萌える
- そう、上にも書いたラブコメ的な話や日常のシーンが、シナリオとして唯一澪尽しが勝ってる所だと思う。日常を書かせたら竜騎士より上手い。
- ・富竹かっこよすぎ
- 祭囃子もかっこよかったけど、澪尽しのトミーのかっこよさは異常。いつ沼から流されてくるんだとドキドキした。今回のトミーはおいしい所もってきすぎ。
- ・長くていいエピローグだった
- 祭囃子の不満点の一つがエピローグの短さだったけど、澪尽しは結構長くじっくりやってくれたのがよかった。ただ、悟史復活はさすがにやりすぎだと思うがw
- 【澪尽し編の悪い所】
- ・音楽が微妙
- 予想はしてたがこれはかなり痛い。原作の感動は音楽が占めるウェイトもかなり大きかった。改めて聴くと神曲ばかり。祭のBGMは印象的なのがあまりない。これまたプロが作ったってのに…。ただ、澪尽しのOPとEDはよかったなぁ。
- ・羽入がいない
- これが祭囃子との最大の違い。んー、圭一含めみんなが徐々に覚醒してくのは悪くはないんだが…。
祭では羽入はずっと(澪尽し以前にも)梨花たちを信じてたという。そして裏から助けたと。この設定はいらないというか、違う。別に信じてなくていいんだよ。最後に信じるのが大切なんだから。
- ・鷹野の過去の話がない
- シナリオ面ではこれが一番痛い。あの壮絶な過去の話がないから(語る程度はある)、澪尽しだけでは鷹野がただの悪人になってしまう。祭囃しの鷹野は本当に可哀想に思えた。さすがに家庭用にするには重過ぎる内容だけど、それを少し変えてでもこの話は載せるべきだった。「踏まないでぇ!!」はマジで泣けるんだけどなぁ。
- ・緊迫感がない
- 原作のひぐらしは、他のことが全く考えられなくなるくらいストーリーに引き込まれる緊迫した描写が多かった。祭囃しでいうと赤坂が梨花の家に潜伏するときのやりとりや診療所への突入など。こういった緊張・緊迫感がある展開が全然なかった。
緊迫感といえば、敵の本拠地(診療所)で長々と作戦会議はないだろ…。いち早く逃げ出さないといけない場所なのに。
- ・燃えが足りない
- 結局燃える話はほとんどが祭囃子のコピペ(大石と赤坂の再開・大石の葛藤など)。祭囃子のオッサン4人集結とか48時間作戦開始はマジで燃えたのになぁ。澪尽しは敵の様子を見すぎてダラダラ進んでる感がある。
- ・詩音がむかつく
- マジで死ねばいいのにと思ったほど。土壇場でグギャる詩音なんか見たくなかった。診療所でグギャる詩音の話はマジでいらない。あれだけはほんとにひどい。
- ・圭一、そして梨花の脅威の銃弾よけ
- これもさすがにひどいw。あんなパワーがあったら、一人でも山狗なんてフルボッコだよ。皆殺しラストの時間が止まった状態からそのまま動け銃弾もよけれるという脅威の能力だけど、だったら皆殺しでもやれw、と誰もがつっこみたくなるはず。いくらSFでももうちょっと現実的に戦ってほしかった。
- ・赤坂が活躍しない
- 祭囃子の「間に合った…」「給料いくらだ?」の辺りはめちゃくちゃ熱かった。そういう活躍もなく澪尽しでは常に裏方。ついには車の運転で人格が変わるキャラにw
【あとがき】
良い所でも書いたけど、エンディングは本当によかった。
でもやっぱり祭囃しには遠く及ばなかった。
もうすぐアニメの祭囃しが始まる。
アニメはアニメで良いけど、ぶっちゃけ期待してません。
フルボイスの祭囃しを、ぜひ…出してください。
それだけが私の望みです。
それにしても、今年の夏もひぐらし三昧だったなぁ。
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2007年09月02日(日) / コメント:0 / トラックバック:0 / ゲームレビュー(総合) / 記事を評価 / 編集